2023年5月18日。IWNCの仲間であり、冒険家でもあるIKUがエベレスト登頂に成功しました。彼は今回の冒険を通してどんなことを感じ、何を持ち帰ったのか。帰国後に行われたIKUとHIROの対談をレポートします。
帰ってきてくれてありがとう!
Hiro
おめでとう!無事に帰ってきてくれてありがとう。
IKU
ありがとうございます!
Hiro
ぜひ今思っていることをみんなに話してくれない?
IKU
そうですね、まず今回のチャレンジは僕一人で出来たことではありません。IWNCの仲間はもちろん、クライアントさんやスポンサーさん、冒険仲間、そして家族。いろんな人たちが陰に日向に僕を支えてくれたおかげで実現することができました。本当に感謝しています。その意味で、無事に帰って来て皆さんにこうして報告できることを僕自身、とてもうれしく思っています。
Hiro
僕としては「ちゃんと帰ってこいよ」って、本当にそれだけを思っていました。リスクがあるのが冒険の良さでもあるんだけど、うまくいってもいかなくても、ちゃんと帰ってくればいいじゃんと、それだけを思っていた。だから、無事に降りてきたって聞いた時は本当にほっとしました。
IKU
ありがとうございます。
Hiro
これからはより「個」が際立つ世の中になっていくと思う。今回のIKUのチャレンジは、「個」が自分のやりたいことにちゃんと向き合う姿をまさに身をもって体現したと思うし、それが我々にとってはもちろん、何かにチャレンジしようとしているすべての人にとって励みになると思います。
IKU
もし、そうだったらすごくうれしいですね。ただ、振り返ってみると、今回の挑戦は実は僕が1996年にIWNCにジョインしたときから、今日までずっとつながっていることだと思っているんです。僕はそのときからずっと、I will not complain.というマインドセットを持ち続けてきた。そこがスタートだったと改めて思っています。
Hiro
少し目線を上げた話をすると、そもそも我々はクライアントのチャレンジをサポートする仕事をしているわけで、どんなチャレンジであろうとも、一人ひとりのチャレンジの重さに優劣はないんだよね。IKUのエベレスト挑戦は素晴らしいチャレンジだけれども、同じように我々が関わるすべての人がそれぞれにチャレンジをしていて、それを我々はサポートしている。そんな中で生まれていく本質的なものをどう伝え、伝播していくか。そこが大事だなと思っているので、ぜひIKUが今回のチャレンジで感じたことを伝えていってほしいと思っています。