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EVANGELIST

EVANGELIST

IWNCのEVANGELISTたちを紹介します。

一人ひとりが語るべきストーリーを持ち、
それぞれのプロフェッショナリティを発揮しながら、
"I Will Not Complain.”を世の中に伝えていく。

そんな役割を担うメンバーたちを、私たちはEVANGELISTと呼びます。

石川 博久

HIROHISA ISHIKAWA

IWNC代表取締役社長

予定不調和に生きよう

もう30年も前のこと。初めてIWNCのプログラムを体験した。山の中で、「ここからここまでいってください。やり方は自由です。さあどうぞ」。あ、こういうことなんだ。答えなんかねえんだ。自分で考えるんだ。生きるってこういうことか。もやもやしていた視界がスッと開けた。その時の衝動が今も自分を動かしている。過去からの連続性に引きずられる必要はない。誰もが自分のタイミングで未来をキャッチし、たった今から新しい連続性をつくり出せばいい。そこに自分らしい軸があり、正義があれば、きっと周りの人を幸せにできる。人生は一度っきり。誰もがI will not complain.な気持ちで、前向きな好奇心に満たされて生きていけるように。こうやったら人を救えるよね、こうやったらwin-winだよね。そういう人が増えていって、いつか火星に向かうアストロノーツたちがIWNCのワッペンをポンポンと叩いて「いってきます」って。そんな風景をずっと夢見ている。

田中弘和

ひろかず

Director / Evangelist /(一財)生涯学習開発財団認定コーチ

リーダーシップが見えるとき

プログラムの途中でハプニングが起こる。アクティビティの器具が壊れた。オンラインが不調になった。そんなときが分岐点。この状況をどうやって乗り越えようか。優れたリーダーはすぐに思考が切り替わる。一方で、誰のせいだ?何が悪い?と考えてしまうことがある。でも、それはある意味無駄。何も生まない。そもそもリアルなビジネスにおいてすべての条件が揃っていることなんてありえないのだから。ハプニングの度に立ち止まっていては、勢いもスピードも出せない。だからそんなとき、私は決まってこう問いかける。「どうします?」。本来IWNCのプログラム参加者は優秀な方ばかり。誰もが自分らしいリーダーシップを持っている。だから、参加者は笑顔で話し出す。「よし、みんなでなんとかしようぜ!」。これこそ、”I Will Not Complain”。こういうリーダーはかっこいい。そんなリーダーが増えていけば、この国はきっともっと元気になれる。

石川 隆久

Itchan

Director / Evangelist / Architect

IWNCを進化させる

人と組織のあり方が急速に変わりつつある。プロジェクト単位で人材が流動し、兼業や副業もある。効果的なチームの作り方も今まで通りでは通用しない。革新的なクリエイティビティを生み出す組織となるには、個が持つプロ意識をベースにしながらも、組織やチームのパーパスへの深い共感と社会とのリンケージを短期間のうちにつくり出すチャンスが必要となる。人と組織。この二つの融合のうちにどのようなダイナミクスを生み出すことができるか。そこにIWNCの真価が問われている。35年以上にわたって取り組んできた「強いリーダー」と「強いチーム」を生み出す機会。私はその経験をベースに「最高のチーム」へのアプローチをさらに進化させ、よりチームの力が求められる、変化が激しい未来に向けてチームを磨き上げる。それは組織の可能性を拓くことに他ならない。これは私自身が解くべき課題。建築を学んでいる時から持ち続ける「一人でも多くの人が前向きに生きる世界をつくる」というビジョンに直結したテーマだから。

河野 満

Michiru

Manager / Evangelist / CPCC産業カウンセラー

偉くなくていい、立派な人になれ

エベレストに前人未到な頭頂をする冒険家の同僚が、小さな子どものチャレンジを「すごいね!」と心から称賛した。チャレンジは人それぞれ。自分らしく生きることはそれだけで尊いのだと改めて感じた。思えば大好きだった祖母の部屋の黒板には、「偉い人にならなくていい、立派な人間になれ」と書いてあった。人様に恥ずかしくないように生きろ、という意味なんだと思う。私の中には生まれた時から I will not complain があったんだ。人生は、‘パチン’と爪を弾くほどの時間。だったらやりたいことやればいい。私はまだ立派な人間だと言い切れるほどではないけれど、足りないのもまた尊く有難いと思う。研ぎ澄まして見つかった自分だけの軸は、それだけでかけがえのないものなんだと、心の底から伝えられることや、それを一緒に伴走できることがとても有難い。人だけでなく、地球や自然を含めて‘生きる’を感じていたい。 Yesterday is history, tomorrow is a mystery, today is a gift. That is why it is called the present.

生田 洋介

IKU

Master Facilitator / Evangelist / インスパイア☆マン

冒険という名の魂

「自分で決めた目標だから、達成するまで文句は言わない」。そんなコンセプトに共感して、当時(1996年)は風変わりな冒険家集団だったIWNCに足を踏み入れた。思えば、それが僕の人生における冒険の始まりだった。“I Will Not Complain”とは単なるスローガンではなく、僕にとっては人生の羅針盤。それは、自分の道は自分で切り開くということ。新しい価値を創造するということ。チャレンジし続ける姿勢そのものと言ってもいい。あれから約4半世紀、僕は自らが“I Will Not Complain”であり続けようとしている。僕らの仕事は、チャレンジする人を支援すること。彼らが自らの意志で快適領域から一歩踏み出す勇気と情熱を与えること。そのためには、僕ら自身がチャレンジを続けていないとインスパイアすることはできないと思っている。だから自ら砂漠やジャングルも走るし、エベレストにも挑戦する。時代の流れと共に、IWNCの仲間も、組織や人へのアプローチも変わった。それでも「人生は冒険」という精神は揺るぎない。世界を“I Will Not Complain”で満たすという冒険の旅は、これからも僕の背中を押し続けるはずだ。 エベレストに挑戦中!

増澤 明子

ぽん

Master Facilitator / Evangelist / master yoda

この仕事は人生そのもの

セッションの途中、湧き上がってきた不安をファシリテーターにぶつける人がいた。「あんたなんか大っ嫌い!口も聞きたくない!」。空気が凍りつく。その時、先輩ファシリテーターはあたたかく笑った。「がははは!」その声でその人も周りも救われた。声をあげてくれた勇気と痛みを受け止めた上で、自然体で笑う姿がとにかく格好よかった。どんだけでかいんだ、この人・・私もそうありたいと思った。20年近くたった今でも忘れられない出来事。自分を邪魔するのはいつも自分。卑屈になったり、あきらめたり、見栄をはったり、誰かのせいにしたり、他人の期待を生きようとしたり。そんな鎧を脱ぎ捨てられた時、人は本来の輝きと自分らしさを取り戻す。前向きなエネルギーが湧いて、仲間に優しくなれる。ありのままの自分で仲間や社会とつながっていける。この仕事を通じて、お客様から教えてもらったこと。鎧を脱ぐのは簡単じゃないけど、この気付きと喜びをつないでいきたい。この仕事は私にとって生きることそのもの。「ポジティブだね」と言われることもあるけど、本当の自分はそうじゃない。でも、ファシリテーターをしているときは、ありたい自分にちょびっと近づける。

江村 貴

Taka

Evangelist / 組織開発プロフェッショナル / DiSC資格認定

人の力は数値化できない

経営者は必ず「企業は人なり」という。しかし、積極的に人に投資する経営者は多くない。それは投資効果が可視化できないから。人の力はそれほどに複雑で奥深い。とあるお客様のプロジェクトでのこと。決断を迫られたリーダーは迷っていた。このプロジェクトの達成目標をどのように設定するか?「これは社会・公共性の高い事業、高い目標に向けて必ず達成しよう」。リーダーの決断にメンバーが応えた。全員が一丸となって取り組み、前倒しで目標を達成した。「あの時、達成できなかったら、組織は崩壊していました」。半年後、リーダーはそう話してくれた。達成できなかったらどんな結果になったか。本当のところはわからない。ただ、自分の責任においてやる、I will not complainがリーダーの中に生まれたことで、数億円の価値が生まれた。そして、人と組織の力はこれからも新たな価値を生み出し続けるだろう。改めて教えられた。

千葉 剛

Take

Evangelist / 企業変革パートナー

企業変革パートナー

未来を育てるためにここにいる。人と組織は単純な関数では表せない。同じ人であっても時と場所によって立ち振る舞いは変化することもあり、一人の意志の変化が他者に作用し、その連鎖によって組織全体に大きな影響を与えることもある。このような複雑系に対して、IWNCのファシリテーターは本質的な課題を暗黙的に認識して、効果的な「問い」を差し込むのが非常に上手い。このケイパビリティはIWNCのファシリテーターは卓越していると確信している。人が過去のしがらみに囚われずに、前に進む意志をもち、互いに協力しあうチームになれば、変化し続ける現実と不確定な未来に対しても自ら答えを出し成長しつづけるようになる。IWNCはこれまでに5万人以上の人を支援し「強い意志:Will Power」を育て絶大な信頼を得てきた。そして今後も私は、未来を育てるために、多くのリーダーと協働し、企業変革・事業変革をハンズオンで実践的に支援してゆく。そのために私はここにいる。未来を育てる仲間と共に。

大石 弥生

ロージー

Evangelist / グローバルリーダープログラムデザイナー

ありがとう、ロージー

20代後半から馬術競技をやってきた。ロージーという名前は愛馬からもらったもの。初めて臨んだレベルの競技会で、緊張していた私は、鎧(あぶみ)を踏み外した。あ、ダメだ、跳べない。諦めかけたときロージーの声が聞こえた。「私の背中につかまって」。その声を信じてそのまま完走。ありがとう、ロージー。彼女が私にI will not complainを見せてくれた。それから生き方が変わった。ロージーと同じ目標に向かって、私も努力しよう。私が成長すれば今度はロージーを助けることができる。「人馬一体だね」。周りからはそう言われた。思えばバレリーナになる夢が離れていった高校生のときも、独りアメリカで暮らし始めたときも、起業して挫折したときも、そして、ロージーを亡くしたあのときも。私はずっとI will not complainで生きてきた。2018年にIWNCという会社と出会ったのは、私にとって必然だったのかもしれない。私は私らしく、これからもIWNCとして生きていく。

大橋 邦吉

Kuni

Evangelist

真剣勝負の先にあるもの

高さ5メートルの丸太にしがみついて泣いている女性がいた。3日間のプログラムの最終アクティビティ。これまで頑張ってきた彼女は、自分という壁を越えたいと願っていた。3分、5分、動けない。「降りる?」。そう声をかけたのは予感が働いたから。「降りない!やる!」。その瞬間から彼女は変わった。泣いてちゃだめだ、やるんだ、そう決めた彼女は想像を超えるパワーを発揮した。根拠はないが、僕には彼女が「降りない!」と言う確信があったそれは、過ごしてきた時間の中で生まれた目に見えない関係性。僕にできることは彼女の背中をそっと押してあげること。ファシリテートは瞬間瞬間が真剣勝負。息つく暇もない濃密な時間を積み重ねた先に、人が自ら一歩を踏み出す瞬間に立ち会えるという、最高のご褒美がやってくる。一度経験したらやめられない。先日、在宅ワークで家にいたときのこと。5歳になる双子の子供たちが聞いてきた。「パパはお仕事楽しい?」「うん、楽しいよ!」心からそう言えた。それは本当に幸せなことですね。

嶋本史子

ふみちゃん

Evangelist / Gardener

私はGardener

私の仕事はGardener(ガーデナー)。庭師という語源から転じて、「フィールドを整える人」を意味します。研修会場の選定から、事務局とのやりとり、資料の作成、課題の回収とコーチへの振り分け、研修当日の設営などなど、プログラムが順調に進むようにさまざまな場面を整えます。IWNCのプログラムは参加者一人ひとりが主人公。誰もが自分自身と真剣に向き合い、没頭できる、そんな時間と空間を当たり前のように提供すること。そこに私のプロフェッショナルがあります。現場で起こる予定不調和を楽しみながら、プログラムが滞りなく終わる頃みんなの表情を見ると、いつも少しだけホッとする。この仕事が好きだと思える瞬間です。もっと成長したい。そう思い立ってIWNCに入社したのが5年前。あまりに濃い時間だったので、もう8年は過ぎた気がします。最近気づいたことがあります。私には「ぐにゃぐにゃになるまで凹んでも、元の自分に戻る力がある」こと。そして、その度に必ずちょっとアップグレードした自分になっている。それが私の強みです。

五十嵐裕麻

ゆま

Evangelist

私がここにいる理由。

医療従事者として3年働いたあと、友人に誘われて東北に移住した。出会った人たちは、みな幸せのハードルが低い。自分や他人に起こる日常の小さな出来事を心から喜ぶ。悩みを抱えながらも一歩ずつ前に進もうとする。そんな生き方を美しいと思った。仲間と一緒にコーチングやリトリートの事業を始めた。気仙沼でゲストハウスも立ち上げた。合言葉は「純度100%」。自分の中にある違和感を一つひとつ取り除いていく。それはまさに自分の軸と向き合う時間。この感覚はもしかしたら現代を生きる人たちが喪失したものかもしれない。システムの中でまじめに生きようとする人ほど、システムへの最適化を優先する。そして、知らず知らずのうちに自分を失っていく。日本人の幸福度の低さはそんなところにあるのかもしれない。働くことや生きることは、本来もっと豊かなイメージであっていい。生きることの意味を問い直したい。そう思ったとき、IWNCに出会った。それはきっと必然に違いない。